丸山林道へ。

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昨年は、櫛形山線から丸山林道へと走りましたが。
今年は、櫛形山線が通行規制されています。
そこで、捻ったコース設定は、帰りは自走で走ろうと。
身延線始発に乗ります。
富士駅では、遊び帰りやこれから出掛ける人が。
自転車を担いた人は、私だけ。
乗車すれば、うとらうとらと時間を潰します。
山梨県に入っても、学生は乗り込んで来ません。
市川大門駅へ。
私の、山梨県南部地区の拠点です。
車掌に切符を渡すと、
車掌、「それは、自転車ですね。手回り品扱いですので、手回り品の費用が掛かります」
私、「JRは何年か前から、無料になっていますよ。私は何回も乗っています」
車掌、「駅勤務の経験も有りますので、その時は貰っていましたが」
私、「もう何年も前からですよ。5年以上前です」
家で調べたら、1999年1月1日から
所掌、「後で、確認してみます」
身延線は、無人駅が多いので車掌が切符の販売や回収をしているので、出発時間が遅れる事が有ります。
と、ブログネタと提供してくれた、車掌を乗せて甲府駅へと発車しました。
どうも、夏休み対策で、別部署の人が勤務した感じでした。
市川大門駅は面白いので、皆さんブログネタに寄りましょうね。
鰍沢口駅方面へ戻ります。午前7時50分
コンビニ補給は、富士川大橋への交差点の(7)です。

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富士川大橋を渡り、増穂町へ。
正面には、夏雲が掛かった、櫛形山や丸山が見えます。
増穂町役場辺りへ行けば、丸山林道と櫛形山林道の標識が出て来ますので、これに従って行けば迷子にはなりません。
平林の看板が出て、利根川沿いになります。
いきなりフロントセンターへ。
さらに、インナーへとなります。
背中には、容赦無い夏の日差しが当たります。
勾配は、始めは5%ぐらい、次第に10%は感じます。
カーブミラーが有ると、木陰が有ります。
そこで、プチ休憩。
水分補給です。
吉原から勢小辻への、県24号のようです。
ただし、車が少ないのが救いです。
だましだまし登れば、枯れた向日葵畑。
その上に、集落の屋根が見えます。
平林の集落です。9時20分
高原に広がる集落です。
かなりの軒数。

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それを確認できるのが、増穂町西小学校です。
現役木造校舎です。
懐かしい。
こんな所に寄れるのも、自転車だからです。
静岡県では耐震問題で、木造校舎は無いでしょう。

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富士山は頭だけ、覗いています。
平林郵便局は、中から富士山が見えそうです。
平林には、30分ほど足を止めました。
集落の上からは、伊奈ヶ湖への分岐点。10時丁度

そこからは、一気に林道の気配です。
木々に覆われて、木陰の中を登ります。
たまに、木々が開けて富士山方面が見えます。
こまめに、水分補給とプチ休憩です。
やがて、櫛形山林道からの合流点です。10時40分
櫛形山線入り口には、通り抜け出来ませんと看板が立てられています。
ここから奈良田までは、昨年の走っています。
出て来る景色は、見覚えが有ります。

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紅葉の時にも来たい、唐松群です。
車が少ないですが、通ります。
それに、バイクも多いです。
これも、熊除けと思えば。
上の方からは、黒い雲が流れています。
富士山方面も見えますが、頭から下は見えません。

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最後の、つづら折れを登れば、

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池の茶屋への分岐点です。11時50分
まだ奈良田方面へ、最高地点へとちょっと登りますが。
この辺で、1700mほど。
コンビニおにぎり2個で、エネ補給。
奈良田方面へ、もう少し登りです。
富士山の眺めも、最後となり早川へと下ります。
遠くに、南アルプスが見えて来ます。
下れば、ダート区間だった所が、工事中です。

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路面は踏まれていますが、水が溜まっています。
ここは、右側の高台に逃げます。
さらに、もう一箇所。
ここは、逃げ場が有りません。
泥水の中を、ゆっくりと。
出てからは、コンビニ袋の中に有ったお手拭で、リムを拭きます。
皆さんは、ティッシュを持って行きましょう。

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残雪を撮った所も、工事中です。
踏まれた地道を下ります。

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ここからは、谷沿いまで下り登り返しです。
これが、2度。
その後は、乗車して下りるのが、難しくなる路面です。
それに、パンクも恐い。
そこは、押して行きましょう。
下に行くほど、路面が荒れているのが、丸山林道です。
下界に早川の発電設備が見え始めますが、まだまだ下ります。
木陰の路面は、思わぬ危険が現れます。

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奈良田へ。午後1時50分
暑い日差しが、待ち受けます。
身栄山の駐車場で、トイレ休憩です。
車が停まっていますが、広河原への登山客の車です。
ここから広河原へは、一般車は通行禁止で、バスかタクシーが入れます。
早川沿いを走るだけです。
ただし、強い向かい風です。
早川には、大きな岩が転がっていて、山奥を感じさせます。
西山温泉の山本旅館。
早川の郷土資料館等が見所ですが。

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一番は、これでしょう。
青崖洞門。
対面通行が出来ません。
出口を確認してから、入ります。
今回は、ポストマンのバイクの後ろに付きましたが。
ライト必須です。
私は、前後フラッシング。
さらに、前ハブにライトでしたが、これでも途中2箇所ほど、暗くてひやりとさせられます。
ただし、新しいトンネルが出来つつ有ります。
来年は、開通しているでしょう。
このアドベンチャーを体験するなら、今年がお勧めです。
国52号へ出るには、イヤになるほどペダルを漕ぎます。
雨畑への分岐で、自販機給水です。
空になった、ペットボトル2本もゴミ箱へ。
国52号へ。
富山橋を渡り、県9号線へ。
波高島駅で、サイコンを確認します。午後3時40分
79km。
身延駅へと走ります。
空模様が怪しく、暗くなって来ます。
身延駅へは、午後4時丁度。
86km。
トイレ休憩です。
再び走ります。
ずっと向かい風です。
アップダウンの道です。
ただし曇り空となり、ちょっと楽です。
南部橋周辺では、火祭りの車や人が大勢います。午後4時35分
内船駅の露店の、焼きそばが食べたかったが、人が多すぎて止めます。
アーモンド豆の行動食で、ガマンです。
雨粒が顔に当たります。
途中で、ロードにかわされます。
井出駅前から十島駅前へ。
万栄橋を渡り、芝川町、富士川町へ。
富士川橋を渡り帰還です。
午後6時10分、124km。
安倍峠より、満足感が有りました。