先日のMG-950dの、外部電源の続き。
充電池が電圧低下した時の、アラーム回路を作った。
と言っても、ネットで「電圧アラーム 回路」で検索して、定番の回路をお借りした。

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ちょっとアレンジした私のは、こちら。
充電池の定格電圧は、1.2V。
これが、1.0Vまで使い切ると過放電となり、復活しなくなるようだ。
とりあえず、1本1.1V+αとして、3本で3.5Vまで電圧低下したら、アラームが出るようにした。

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電池ホルダーに、所狭しと納めた。
これをビニル袋に入れて、輪ゴムで縛って使っている。

ここからは、専門的なお話

まずは、デジタル表示のテスターが必要。
電圧検出部は、2本の抵抗(r1+r2)とトランジスタQ1で構成されている。
この回路で作って見て、後段のLEDが点灯するまで電圧を小さくする。
LEDが点灯した時に、r2の電圧を計る。(デジタルテスター表示)
この電圧が、トランジスタQ1をON/OFFさせる。
2SC1815では、1.65Vだった。
r2を1.1kに固定して、r1を求める。
3.5Vでアラームさせるには、r1の両端電圧は、3.5V-0.65V=2.85V。
r1とr2の、抵抗を流れる電流値は、0.65V/1.1k=0.59mA。
r1両端の電圧は、2.85Vだから。
r1は、2.85V/0.59mA=4.83k。
4.83kの抵抗は無いので、4.7kと130Ωを合わせる。
これを応用すれば、r2(1.1k)固定でr1を変化させれば、アラーム電圧を変えられる。
計算式は大丈夫かな?
[顛末記]
MG-950dには、電池アラームが表示される。
今まで、サドルバックや背中ポケットに入れていたが、ステムに取り付けた。
その為に、アラーム基板は取り外した。
MG-950dは、25万ポイントを記録できる。
1時間で3600ポイント。(移動時は1秒ごと)
一日、10時間ログ取りをしたとすると、約1週間旅が出来る。
その為にも、外付け電源は必要だと思った。