ダイラボウの伝説って知っていますか。
昔々、琵琶湖を作った時に出た土で、富士山を造ったと云う話です。
その時に、富厚里山から水見色の高山へ、一跨ぎした時に足跡を残したと云われる山です。

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静岡市民はダイラボウと言えば、すぐに分るようです。
前日に、富士山が見えそうな天気図なので、朝比奈川沿いから富厚里峠越えで計画しました。
今朝は、ちょっと遅くなり出発は、朝8時25分です。
前日の天気予報から、西風も午後からの予報なので、今日も自走です。
富士川橋の車道を渡り、県道で西に走ります。
清水駅前から踏み切りを渡り、日本平方面へ。
駒越西から国150号へ合流です。
久能街道では、イチゴ娘が出ていますね。
デジカメで撮ろうかと思いましたが、止めました。
大浜の捨て猫公園(何故かこう呼ぶようです)で、トイレ休憩です。

風車の下を通り、南安倍川橋を渡ります。

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ここは、富士山が見れる好きな橋です。
焼津市の、石津浜公園にも寄ろうかと思いましたが、富士山が霞んでいそうなので、丸子川沿いに宇津ノ谷へ走ります。
丸子の丁子屋の屋根は、葺きかえて有りました。
道の駅宇津ノ谷峠で、山菜蕎麦でエネ補給です。11時丁度
ここの蕎麦は、美味しいです。450円

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宇津ノ谷は、大正のトンネルで岡部町へ。
岡部町に入り、県210号を一登りします。
下れば、朝比奈川沿いです。
ここからが、ひなびた風景の中を走れます。
特に祝日がお勧めですが、今日は日曜ですね。
何でと思う方は、祝日に行って見てください。

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橋を渡るごとに、地区名が変わります。
玉取地区の訃報の看板が、殿地区に立てられていましたが、朝比奈川沿いは一つの地区だと連携を感じますね。

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玉取の玉です。
玉取橋を渡ると、富厚里峠入り口は近いです。

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入り口からは、キツイ坂ですのでフロントインナーにしておきます。
向こうには、静岡市の境の標識が見えます。
登ります。
ここからは、デジカメ撮影は有りません。
山中の集落が現れます。
ここまで、ずっと激坂です。

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下が見える所で、ちょっと休みます。
さらに登れば、富厚里峠手前で、脇道へ入ります。
これも事前調査済みの、ダイラボウへ行く為です。
林道ダイラボウ線です。
始めは、舗装ですが、すぐにダートです。
それでも、踏まれているので、乗車して行きます。
でも、キツイ登りでダートだと、腰が痛くなってきます。
荒れている所も有るので、押して行きます。
途中で、舗装が有りますが、すぐにダートです。
最後に舗装路が現れれば、ダイラボウは近いです。

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南側は、逆光ですが、焼津市街方面と駿河湾が眩しいです。

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広場に登れば、富士山が見えています。午後1時丁度
さらに、真下には藁科川が静岡市街へと向かっています。
三保半島も見えますが、霞んでいますね。
充分に、デジカメで撮ったので戻ります。
下りは、ハンドルがダートで取られない様に、ゆっくり下ります。
サドルからお尻を浮かしているので、ちょっと足が疲れて来ます。

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分岐点まで下り、ちょっと登り返せば、富厚里峠です。午後1時半
朝比奈川沿いの、峠の原点はここからでした。
ここが一番、雰囲気の良い峠です。

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峠からちょっと下れば、真下には富厚里の集落。
遠くの山の上には、富士山の頭が見えています。
一気に下って行きます。
途中では、路面が濡れていますが、融雪剤をまいています。
藁科川右岸の県207号に出ます。
県道を下ります。
日影では、路面が濡れていて、朝は滑りそうな感じです。
結構良いペースで走りますが、牧ヶ谷橋までは遠いです。

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牧ヶ谷橋の上流には、木枯らしの森が見えます。
これも、ダイラボウ伝説のひとつです。
富士山に土を持って行く時に、こぼれて落ちて出来たと云われています。
安倍川大橋の歩道を渡り、ここからは国一号BPの側道で富士市へと帰ります。
予報通りに、西風に助けられて良いペースでした。
ただし、興津からサッタ峠までは、向かい風でしたが、何で。
由比から県道で富士川橋を渡り、帰還でした。
午後4時5分、123km